大井ふ頭中央海浜公園において、全日本磯釣連盟関東支部主催、東京都、（財）日本釣振興会、（社）全日本釣り団体協議会、 全日本磯釣連盟後援による第50回「女性・少年少女釣り大会」が行われ、JOFI東京からも遠藤会長他11名が参加し、初心者のハゼ釣り体験の指導にあたった。

当日は残暑厳しい炎天下にも関わらず、約50名の方々が参加し、幸い事故もなく半日楽しく釣りをされたようである。

釣り大会と言うだけあって、女性、少年少女と言えど参加された方は殆どの方が自前の釣り道具持参で、しかも釣りの経験が豊富な方も多くいらっしゃったようである。

そのため、サポートと言っても、我々の役目は初心者から指導を乞われたときに手を貸すぐらいであって、サポートの合間に釣り糸を垂れる余裕すらあったくらいである。

当日は大潮で、干潮のそこりが11:30と条件も悪く、船の航行が盛んになりだした9:30ころには濁りも相当入り喰い渋り気味であったが、

検量（11:00～12:00）に持ち込まれた魚は意外にも型ぞろいのハゼの多かったのには驚きであった。

おそらく全磯連の組織力に依るところが大きいのではないかと推測するが、伝統ある釣り大会ということもあり、（株）つり人社、日刊スポーツ、 （株）上州屋をはじめとして多くの協力・協賛各社を得ることにより、参加者には漏れなく豪華な景品も行き届き、最期まで笑顔の絶えない楽しい釣り大会であった。

長年当釣り場に通われている方のお話では魚は随分と減ってしまったとのことであるが、渓流や山上湖の釣りがメインの僕にとっては、 釣果よりも、むしろ都心からこれほどまでに近く、安全に、かつ手軽に釣りやBBQが楽しめるフィールドが未だに残されていたこと自体が大変嬉しく感じた。

鈴木 伸一　報告