若洲海浜公園において、若洲シーサイドパークグループ、（公財）日本釣振興会 東京都支部主催（江東区立若洲公園、東京都釣りインストラクター連絡機構共催）の 第2回若洲海浜公園初心者・ファミリー釣り教室親子釣り教室が開催され、JOFI東京からは鈴木会長他　計19名（埼玉4名、西東京3名、神奈川2名協力参加）が参加した。

多数の応募者の中から抽選で選ばれた約41組97名のご家族がご参加された。

受け付けを済ませたご家族から順番に釣り座につき、担当インストラクターが竿、リール、仕掛けのセットの仕方を教える。

その後、開会式のために全員集合。

常見日釣振東京支部長から開催の挨拶とJOFI東京鈴木会長からも注意事項などの説明があった

この数年、この時期は参加者全員が獲物を手にすることは困難な状況が続き、今回も例年に漏れず結構シビアな釣りとなってしまった。

暑くもなく、寒くもなく、清々しい秋晴れの好天に恵まれたが、開始早々は岸壁から魚影もまるで確認することはできず、仕掛けもお子さんにはサビキ、親御さんにはキス用のテンビン仕掛けと先ずはどちらに反応があるか？ サビキ仕掛けにエサをつけてみたりと、各釣りインストラクターはそれぞれ工夫を凝らし参加者に何とか釣らせてあげようと懸命の様子が見て取れる。

そのうち、単発ではあるが様々な魚の群れが確認できるようになり、運よく群れの通過した釣り場では、

サビキ仕掛けには良型のコノシロ、カタクチイワシや豆アジが、エサをつけたサビキ仕掛けには体長40cm以上のボラが、チョイ投げのキス用のテンビン仕掛けには良型のクロハゼ（ウロハゼ）などが、・・・・・

ところが、潮止まりの影響もあってか釣果はなかなか思うようには伸びてくれない。 釣りインストラクターの中には、参加者が釣りに飽きないようにと、予め用意してきた細引きや太目の釣り糸を用いて釣り糸と釣り糸の接続方法、スイベルへの釣り糸の接続方法を丁寧に教えてあげたり、 魚の習性を教えてあげている様子も其処此処で見られた。

このような釣り教室を通して少しでも釣りに関心を持ってくれる方々が増えてくれることを願うばかりである。

怪我もなく無事イベントが終了できたのは幸いであったが、我々釣りインストラクターにとっては、コンディションがいくら悪かろうが、 少なくとも釣り教室終了時までは参加者全員が飽きずに釣りが継続できるような工夫・努力が今後の課題と示唆させられたような一日でもあった。

鈴木 伸一　報告