前週が総会と言うこともあってか、また、コロナウイルス感染症の感染が俄に増加していることもあってか、参加者は釣りインストラクター3名のみで実施しました。

釣り客も通常の半数程度とのことであり、磯場を除けばゴミは少なく、殆どがタバコのフィルターや釣り糸、仕掛けの類いです。 以前は多かった弁当の容器やペットボトルと言ったものは大分少なくなりました。この活動の成果が徐々に現れてきているように感じました。

今回も何組かの家族に対して釣り指導をしました。前日の雨が大いに影響したようで、堤防の付け根当たりにはハゼが集結したようで近年にない大釣りに恵まれました。 食べたいと言う要望もあり、釣り上げると同時に氷締めにすることを勧め、その晩はきっと美味しく食べていただけたのではないでしょうか？

P.S.

17日（日）に磯場で死亡事故が発生しています。詳細は不明ですが、これを契機にJOFI東京では釣りの安全対策により取り組んでいきたいと考えています。 我々が取り組める活動にはフィールドの特性や主催の有無などによりそれなりの制約もあり、必ずしも思い通りなものは実施できませんが、我々のパワーに見合った最適な活動を心がけたいと思っています。

今回、子供用ライフジャケット購入の際には、併せて救命ロープも購入しました。使い方を習得し、今後の活動には活用させる予定です。 また、我々も人の命を預かる活動をしていることを再認識したく、先ずは山岳ガイドの基礎的な知識を取得すべく（レベルの差はあっても、安全に対する基本的な考えは同じはずで、学ぶところは大いにあると思います）、 公益社団法人日本山岳ガイド協会から発行されている参考書（自然観察レベル）を購入することにしました。追って、勉強会も開催したいと思っています

鈴木 伸一　報告

写真提供　宗圓 正義