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東京都釣りインストラクター連絡機構
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2022年7月24日(日) 令和4年度 秋山川アユ特設釣り場

当日は子供優先場所の設置有(中学生以下優先)とのことで、粕谷さんと連れだってお手伝いに出かけたのだが、・・・・・

増水、濁りが強いと言うこともあってか?残念ながら子供さんの参加はなかった。折角行ったからには何もせずに帰るわけにも行かず、どうしたものかと考えたあげく、漁協の方々が道具一式を用意してくれるとのことで友釣り初体験の粕谷さん相手に手ほどきをしてみることにした。

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友竿を手にするのは実に20年振りくらいになるであろうか、竿は軽くなり、仕掛け巻き、鼻環やチバリ周りの仕掛けも随分と進化したもので、しかも今では引き抜きが当たり前のようである。 そのため仕掛けも竿いっぱい、タモもやたらと大きい。釣り針も研ぐ必要は無く、市販されているものでも十分にそのまま使える。

囮も自力で泳がせる(誘導)と言うよりは、掛かりアユでさえポイントまで空中を飛ばす者もいるほどで、かつての静かな引き寄せの釣りとはまるで趣が異なる。 最早、アユは生きものとしての大切な扱いはなく、ただ漁を楽しむための物でしかないと感じてしまうのは私(狩野川のセミプロに漁師の釣りの手ほどきしてもらった。 プロは商売ものと言うこともあるのだが、実にアユを生き物として大切に扱うものである。)だけであろうか?

旧式な釣り方で指導していると、土手添いの道から見ていたダイワの元チャンピオンが見るに見かねて成魚放流のアユ釣りの手ほどきにやってきてくれた。

とにかくアユの群れに囮を入れなければ釣りにならない(濁りが強くどこに溜まっているのか容易には見極められない)。どうやら縄張りアユ相手の釣りではないようだ。確かに、成魚放流のアユに対しての釣りには納得のいく指導である。

それでも、友釣り初体験の粕谷さん、午前中にみごと3匹をGet!これを逃せば一生体験する機会はなかったのではないだろうか?それにしても、暑い一日であった。

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P.S.

翌日はお土産にいただいたアユを魚にビールが美味い!

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鈴木 伸一 報告

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