2010年7月25日(日) 第6回「親子釣り教室」
熱中症が心配されるような炎天下の中、若洲海浜公園釣り場において、若洲シーサイドパークグループ、 (財)日本釣振興会 東京支部主催、東京港埠頭(株)、首都圏釣りインストラクター連絡機構、江東区立若洲公園キャンプ場共催、 若洲イベント実行委員会企画の第6回「親子釣り教室」が開催された。(勝島会長を含め、釣りインストラクター43名が参加)
若洲海浜公園は都心から近いにもかかわらず、意外と自然が残されており、参加者の受付作業の合間にはアオスジアゲハの訪問を受けたり、 ニイニイゼミやアブラゼミに雑じってクマゼミの鳴き声すら聞こえてくる。
どうやら温暖化は止まることを知らず、この地にも南方系のクマゼミが定着してしまったようである。
今回の参加者は、倍率10倍強の難関を潜り抜けてきた50組のラッキーな方たちのようである。
釣りにこんな関心を持ってくれる若い方々がいらっしゃるということは、我々釣りインストラクターにとっても嬉しい限りである。
9時半に開会式が始められ、主催者側の挨拶や、JOFI東京の遠藤副会長からの釣りに関しての注意事項などの説明が済むと、 1~2家族に1名の釣りインストラクターがついて実釣の開始である。
僕の担当は、6歳の未就学児童(女子)と7歳の男子の兄妹を連れた若いご家族だったので、とにかく、 魚が釣れないことには飽きてしまうと思い、サビキ仕掛けでサッパに狙いを定めることにした。
運良く、開始早々にサッパの群れが我々の釣り場の前を通ってくれたものだから、6歳の女の子に竿を持たせるや否や、 次々とサッパが掛かり、「釣りって、こんなに簡単なの!」と言われてしまう始末である。
沖に目をやると、飛行機が飛び交い、高層ビルが林立する殺風景な風景ではあるが、釣りに集中すると、 恰も大自然の一員といった感覚に浸ることができ、参加された皆様方の顔からは笑顔が絶えない。 おそらく、参加された方々は、それぞれその方々なりに釣りの楽しさを体感していただけたのではないだろうか?
また、イベント終了後に行われた、懇親会での笑顔が物語っているように、指導にあたった首都圏釣りインストラクターの方々も、 自分の釣り以上に楽しいひとときを過ごしておられたのではないだろうか・・・・・
鈴木 伸一 報告